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こころの誕生 (2)
赤ちゃんがあそびはじめるのは、おおよそ4ヶ月くらいからです。
さまざまな反射運動が消失し随意運動にかわりはじめると、赤ちゃんは外の世界に関心を
持ってきます。
外の世界と言っても1歳児の瞳に映る外の世界とは違っているかもしれません。
それは「母親の周辺にあるもの」です。
それは「母親の一部かもしれないし、そうでないかもしれない世界」です。
母親の声、差し出されたガラガラ、ジブンの手のひら、天井から提げられたモビール、ガラ
ス戸に映る梢の影、手のひらに握られたガーゼ、いずれも赤ちゃんの周辺にあるものですが、
赤ちゃんはそれらのモノやできごととコンタクトを取りはじめます。
精神分析学用語ではカセクシスというようですが、マーガレット・マーラーは「愛する」と
いう言葉を使っています。
5ヶ月くらいになってくると「起こして」という要求が強まってきます。
寝かせるとないて、抱き上げると機嫌がよくなる頃です。
赤ちゃんは抱かれた状態で周辺を見まわしたいと思っているようです。
6ヶ月くらいになると赤ちゃんは見えたものに接近しようとしはじめます。
愛着関係ができはじめるのはこのころからで、赤ちゃんは母親から少し離れてあそびはじめます。
これらはおおよその推移ですが、このあたりに「あそぶこと」のひな型があるように思います。
ここでの愛着関係とは「赤ちゃんが、母親を情動基地として利用し、探検に出かけること」です。
そのために空間的に少し距離を置くことが必要です。
「あそびにいってもいい」という言葉がありますが、この言葉の背景には「戻れるところがある」
ことが示唆されています。
もし戻れるところがないとしたら、あそびに行けなくなるか、もしくはあそびにでかけることは漂
うことになってしまいます。
生後6ヶ月前後の赤ちゃんが「あそびにいってもいい」とは言わないでしょうが、赤ちゃんは少し
母親から離れることを学びはじめます。
ウィニコットは「一人でいる能力」という言葉を使っていますが、あそびのアトリエでもここは着目
しています。
これは、母親に見守られながらも、母親いがいのモノにかんしんを持つことです。
環境と切り結ぶこと、それは、赤ちゃんが手にしたものを口に運ぼうとすることかも知れませんが、
マーラーの表現したように「愛すること」と言う言い方は示唆に富んでいます。
ハイハイができるようになって、移動が可能になってくると、文字通り赤ちゃんは母親から離れて
あそぶようになります。
そして、あそぶ力が減退してくると、母親の胸に戻ってきて抱っこされて一安心すると、再びあそび
に出かけます。
これが、情動補給です。
赤ちゃんの自律的自我機能がまだ未熟なために、母親が補助的自我機能として、活動エネルギーを
補給しているといわれています。
こころの誕生 (1)
あそびのアトリエは、赤ちゃんや幼児があそぶために必要な「豊富な資源」があります。
いいかえれば、アトリエのスタッフによって選ばれたおもちゃが沢山用意されています。
ドイツのフレーベルやイタリアのモンテッソーリ、スイスのバウハウス(建築学校)の研究
によって「豊かなおもちゃ」として各国に広がっていきました。
「豊富な資源」と言ういい方には、こうした歴史的背景を考慮しています。
もう一つは、おおよそ4ヶ月以上の赤ちゃんや幼児は、周囲の環境からそれらの資源(ヒト、
モノ、デキゴト)を利用してジブンの心の糧にしていくということです。
たとえば、何らかの事情によってあそべない子どもがいます。
あそび方が偏っていて次々におもちゃを出すだけであったり、ビーズをひっくり返したり、
指示されないと何をしていいかわからない子どももいます。
そうした子どもは「周囲の環境から資源を利用してジブンの糧にすること」が出来ないでい
ます。
運動会の練習などが過剰に感じられた時のように、反動としての一過性の事もありますが、
中には不安が背景にあって好奇心の対象が見つけられないこともありますし、早期に教育され
過ぎて自由に振る舞うことが出来ない子もいます。
そうかと思うと発達診断を受けているにもかかわらず、短期間に上手にあそべるようになった
子もいました。
子どもにとって「あそびとは何か?」これは、あそびのアトリエのテーマでもあるのですが、
そこには不安と希望の間を揺れ動く子どもの姿が映し出されているように思います。
そして興味深いことは、子どものあそびは「発達という概念」だけでは捕えられないというこ
とです。
子どもにとって不安とは何か?そして希望とは何か?これも面白いテーマです。
アメリカの生態心理学者ジェームス・ギブソンのアフーダンスという概念は、価値について再
考する機会を与えてくれました。
そして、精神分析学者マーガレット・マーラーの「母子共生と固体化過程」の研究は赤ちゃん
についての観察の仕方を教えてくれました。
そこでは、「子どものこころ」が誕生していく過程が記述されています。
ここでお母さんたちにお伝えしたいことは、自発的にあそべる子どもは、考えたり工夫して
あそぶことが好きだということです。
そして、子どもにとって大切なことは「それはおもしろそうか?それでなにができるのか?」
というような感受性です。
それらは与えられるものではなく、経験を積み重ねながら自然に身につけているように思います。
読み、書き、算数のような学問の基礎知識に拘泥しすぎると、あそびの意味は見逃してしまう
かもしれません。
そこには自然なものと人工的なものの違いがあるからです。
両方とも大切であることに違いはないのですが、赤ちゃんや幼児は自然なものの側からスタート
します。
もし「あそびの尺度」があるとしたら、それは「生き生きしている」ことです。
楽しむ2才児さん♪
ドールハウスのおもちゃをたくさん並べて楽しそう!
「とけいがあったよ!」
「これなに?」「でんわだよ」
「これは?」「チクチクサボテン!」と
いろいろな小物に興味深々!!
「お花どうぞ」と小さいお花をくれました。ありがとう♪
今度は、
「これなあに?」とクーゲルバーンを出してきました。
クーゲルバーンを組み立てて、ビー玉を転がすと…
「見て見て〜」と一言!
ビー玉を転がす事ができて嬉しそうです。
今日はおんぶひもで赤ちゃんをおんぶして嬉しそうに
遊んでいましたよ!!
あそぶ喜び♪
感じることができるようになった○○君!
真剣にパズルに取り組む姿が頼もしくなってきました!!
「できた〜!」と満足そうな笑顔を見ると嬉しいです♪
今回はアヒルのゲームにも挑戦しました!
ルールは分かっているのだけど…
カードが見つかるまでめくったり
順番を待てなかったり… まだまだ3歳児さん!
なかなかルールどおりにはできません。
これからいっぱい遊んでいくなかで
きっとできるようになるよ♪
カプラを積もう!!
スタッフが「今日ははカプラを高〜く積み上げよう!」
と提案してみました!
はじめは乗る気では無かったようですが…
「膝の高さまで積めたね〜」
「次は腰の高さまで…」「首の高さ…」
「スゴイね!」スタッフが声をかけていると
あっと言う間に○○くん、自分の身長の高さまで
積み上げました!!
もちろん最後は豪快に壊して喜んでいました♪
秋の帯山ルーム!
「あそびのアトリエ」でみんなが作った水族館は
終わりました。
お部屋からサカナを取り除くとずい分スッキリしました。
引き続きお部屋をどう飾るか考えました。
何と言っても「秋は芸術!」
小枝に刺繍糸を巻き付けたものを、組み合わせて
吊るす事になりました。
どんなふうに出来上がるか、スタッフにもまだ、
分かりません。
子どもたちは小枝や竹ヒゴに自分の好きな糸を
巻き付けます。
右手と左手が違う動きをし、その上細い物に巻き付けるのは
難しい作業です。
左手に小枝を持ち右手に糸を持って、手首の動きで糸が
絡まないように巻きます。
巻き終わったら、いろんな糸がランダムに巻いてある小枝を
組み合わせてくくりつけると出来上がりです。
遊びに来たOBのお友だちが作ってくれました
蝉のぬけがらを庭で拾ってきてつけています。
スタッフと一緒にたくさん制作し、秋は美術館のように
なるのかな・・・!
「できた!」喜びの積み重ね♪
ママから離れることが出来なくて、そばにママがいないと
何も出来なかった○○君も入会して6ヶ月。
今日は楽しそうにスタッフと向かい合っています。
描画の大好きな〇〇君。
色の重なる様子をじ〜っと見ながら…
だまって何かをイメージしているのかな!
カルタは文字にシールが貼ってあります。
スタッフの読むのを聞き、文章を視覚化し絵札を
取ります。
取り終わった時の嬉しそうな顔は自信に満ちて
いました。
積み木をしようか、というスタッフの提案に
「うん!」と即答
用心しながら真剣にスタッフと交互に積み上げます。
どこまで高く積めるかな!
積み上げ遊びが終わると箱に入れるのも楽しそう!
「ぼく、きれいに入れる事、出来るんだ!」
箱に入った積み木を、きれいに机上にひっくり
返せるかな?
指を前に出すと引っかかって積み木はきれいに
箱から出ません。
「えい!」と、返し箱を持ち上げるときれいに積み木
が並んでいます。
「できた!」
今日もできる喜びをいっぱい積み重ねました。
ごきげんよう イモリくん (NO6)
ブログ見て戴いてる方、悲しいお知らせです。
イモリの赤ちゃん9匹いましたが、
3匹がお星さまになってしまいました。
残った6匹は赤虫が食べられるように
なりました。
赤虫を食べ始めてからは大きくなるのが早く
少し赤くなったお腹はママやパパに
近づいている様子がうかがえます。
元気でおおきくなーれ!